毎月2種類
2024-09-22
カテゴリ:わか松からのお知らせ,その他
オススメこれはウマい
美味しい地酒をご用意いたしております
わか松では、毎月全国津々浦々より厳選した地酒を2種類ずつおすすめいたしております。
2007年の8月から始めましたので、かれこれ17年間ご提供してきたことになります。季節や旬の食材に合わせたお酒を選ぶのもとても大変ですが、その反面、とても楽しみな仕事にもなっております。
2種類ありますので、どちらのお酒にしようかとお迷いのお客様には、『利酒(ききざけ)』もお勧めいたしております。
さて、今日はその『利酒』について少し。
なぜ利酒なのでしょう?
本来、『利酒』という行為は「見る」「嗅ぐ」「味わう」といった言葉が当てられても良さそうなものですが、なぜか「きく」なのです。
日本語の「きく」には多くの意味があり「聞く」「聴く」「利く」「効く」などいろいろあります。調べてみると、この中の「聞く」には「においを嗅ぐ」という意味も持っているのだそうです。香をたいて楽しむ「香道(こうどう)」という芸道では、香りを嗅ぐことを「聞香(ぶんこう)」というのだそうです。
つまり「聞く」「聴く」には「嗅ぎ試しみること」「味わいを試してみる」という意味(広辞苑より)もあり、この「酒をきく」の「きく」は「聞く」からきたのではないかと言われているそうです。
ただ「聞く」と書いたのではいかにも耳の感覚のようでしっくりこないので、「目が利く」「鼻が利く」といった言い回しの「利く」が使われるようになったらしいです。
奥が深い!!