着実に進歩!うなぎについての朗報(^_^)
2026-05-22
カテゴリ:食材について,季節の話題
注目重要
完全養殖うなぎの試験販売開始!!!!!
卵から人工孵化(ふか)させる「完全養殖」のうなぎが、29日から世界で初めて試験販売されるそうです。大分県にあるうなぎ養殖大手「山田水産」が生産したもので、商業化に向けて消費者のニーズを確認するためとのこと。ただ、安定した養殖技術の確立や価格の抑制など、まだまだ乗り越えなければならない課題も山積。
鈴木農林水産大臣も、販売開始に先立ち試食し、「おいしいという言葉しか出ない。多くの消費者に届けられるように後押ししたい」と太鼓判を押したそうな。
気になるその販売価格は、1尾あたり5,000円程度で、量販店やECサイトでの試験販売となるようです。
完全養殖とは、人工的に採取した卵から育てた成魚に産卵させ、さらに次の世代につなげていく技術。
以前紹介した、国立研究開発法人「水産研究・教育機構」の前身機関が2010年に世界で初めて成功させ、研究を進めてきました。年間数万匹の稚魚の生産が可能。
しかし残念ながら、卵から稚魚に育てる過程は依然として難しく、効率的で安定した大量生産に向けた技術の確立には至っていないそうです。ニホンウナギの養殖に使う稚魚「シラスウナギ」は現在、漁で捕獲される天然資源に頼っており、うなぎの国内供給量はピークだった2000年の4割程度にまで落ち込んでいて、中国などからの輸入依存度が高いのが実情のようです。
また一番のネックは、生産コスト。稚魚1匹あたり4万円だった2016年から現在は1,800円にまで下がったものの、天然と比べると3~4倍の水準(T . T) しばらくは、ウナギの安定供給に向け、生産コストを800円にまで抑えることを目標に、技術開発を続ける方針を示しておられますが、はてさて?いつになったら安定して皆様に、お安くうな重をお召し上がりいただけるのでしょうか。
再掲ですがもしよろしければ『国立研究開発法人水産研究・教育機構』の研究についてのYouTubeチャンネルです。
ウナギの完全養殖 実用化への挑戦|ガリレオX第295回
研究者達のたゆまぬ努力がうかがわれる1本です。













