本文へ移動

スタッフブログ

今年のうなぎについて

2025-06-30
カテゴリ:食材について,季節の話題
注目これはウマい
昨年末からこの春にかけてのシラスウナギは豊漁だった
近年ずっとシラスウナギ漁が解禁になると寂しいお話ばかりが続いてきたのですが、今季(昨年の12月〜今年の4月)の漁獲量は豊漁とまではいかないまでも、まずまずの結果だったようです。
わか松日進蟹甲店でもうなぎ料理をご提供いたしておりますが、6/23より三河一色産の新仔うなぎにかわりました。やはりヒネ仔とは違って皮がとても柔らかです。

※新仔とは
新仔うなぎとは養殖うなぎの中でも生後1年以内に成鰻サイズに育って出荷されたうなぎのことです。新仔うなぎの特徴はその身の柔らかさです。
また、小骨が細く皮も柔らかいという傾向があるため非常に食べやすいうなぎなのです。

ここ数年、日本近海では海流の変化や海水温の上昇による漁場の移動や、漁獲量の低迷、そしてものによっては全く取れなくなってしまう、といった報道があちらこちらから聞かれます。先日愛知のアサリについて少し触れたところですが、うなぎの価格については先の明るい話が聞けています。この秋ごろに下がるのではないかという報道です。そうなればうれしい限りです(^o^)

ただその反面、先週火曜日にきな臭い話が聞こえてきました。
『ウナギ国際取引規制の可能性 EUがワシントン条約提案へ、日本は反対』
ウナギが絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約に掲載される可能性が浮上している。欧州連合(EU)が27日までに掲載を提案するか否かを判断する。掲載されれば輸出入が規制され、消費されるウナギの7~8割を輸入に頼る日本への影響は甚大だ。
とのことでした。

今すぐにどうなるということではなさそうですが、うなぎについては心配の種が消えませんね(泣)

ちなみの今年の土用丑の日は 7月19日(土)7月31日(木)の2回です。
美味しい新仔うなぎをたっぷりご用意して、皆様のご来店をお待ちいたしておりますm(_ _)m


白いダイヤ『シラスウナギ』
TOPへ戻る