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スタッフブログ

今年も悲しきお知らせ(T . T)

2025-06-27
カテゴリ:食材について,季節の話題
注目重要
昨日の某新聞記事より
愛知県では今シーズン、潮干狩りが解禁になっても皆様の網袋やバケツにはあさりがさっぱり、という状況だったそうです。
かつての愛知県のあさりは、3〜5月に旬を迎えますが、特においしいといわれる時期は3〜4月で、伊勢湾や三河湾の栄養をたっぷり蓄え、ふっくらとした身が絶品だったのですが数年前から何らかの要因で劇的に収穫量が変化しているようです。

2024/3/15のブログhttps://www.wa-wkmt.com/pages/55/detail=1/b_id=555/r_id=1207/#block555-1207にも書きましたが、愛知県水産試験場によると、アサリが激減した理由は、ナント「海がきれいになりすぎた」ことなのだそうです。これまで国や県などは海をきれいにするため、海に流す排水の「窒素」や「リン」の量を規制してきた結果、アサリなどの餌となる植物プランクトンが減り過ぎてしまったので、アサリの数も減ってしまっているとのこと。

昨日の記事では過去最低の1,100tだったそうです。

以下が新聞の記事からの抜粋ですが、
伊勢湾や三河湾など全国有数のアサリ産地がある愛知県で、2024年の漁獲量(概数値)が過去最低の1100トンだったことが分かった。開会中の愛知県議会6月定例会で県が明らかにした。県の漁獲量は前年まで20年連続で全国1位だったが、北海道に次ぐ2位に転落。水質の浄化でえさの植物性プランクトンが減少したことなどが原因という。
県水産課によると、近年の漁獲量は08年の約1万9千トンをピークに減少傾向で、15年に1万トンを割り込み16年以降は約1600~約3900トンで推移。県議会で質問した自民の丹羽洋章議員(豊橋市)は「地元では『アサリが手に入らない』という悲鳴に近い声が寄せられている」と訴えた。

遠くない将来、愛知のアサリは食べられなくなってしまうのでしょうか?考えたくありませんが(◞‸◟)
中日新聞Webより転載させていただきました
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