「門松」について第2弾
2024-12-28
カテゴリ:季節の話題,わか松からのお知らせ
注目お知らせ
さすが縁起物です 笑っています(^o^)
今週の水曜日に飾りつけていただきました門松について。
第2弾として、門松のいわれや縁起物としての意味について少し。
門松には松より目立つ竹(竹は生命力や長寿、繁栄を表す縁起物)が飾られていますが、本数は3本と決まっているそうです。
縁起の良い数である「3」と、その比率である「7:5:3」(長さ)が込められているとのことです。
そして全ての竹が斜めに削ぎ切りにしてあります。(下の画像の通り)
これにも意味があり、
切り口が『笑顔』に見える(本当に笑っているように見えます)ことから、寄席や料理屋などでは「中身を良く見せる」という意味で使われています。これは、わか松もかなり意識しているところです。年によって竹の切り方で、笑顔の表情がずいぶん変わります。
また、1573年1月25日の「
三方ヶ原の戦い」で、徳川家康が武田信玄に大敗した後に「次は必ず武田(竹)を切る」と言って門松の竹を斜めに切ったと言われており、門松の先が槍の先に見えるように「そぎ切り」にしたのが始まりとされているようです。
門松には、竹のほか、松と梅の枝もあしらわれます。
松は冬でも枯れずに、凛々しい姿を保つことから「長寿・延年」の意味があります。
梅は早春に他の花より先駆けて、気高い香りの美しい花を咲かせることから「気高さや長寿」の象徴とされてきました。とにかく門松は、どれをとっても縁起のよい飾り物なのです。
先日も書きましたが、新年13日の「成人の日」以降までは飾っておきますので、皆様ぜひ『映え写真』を撮影しに来てください。
もちろん撮影だけでもOKですので、皆様でご遠慮なくどうぞ。