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スタッフブログ

秋刀魚の次は、スルメイカ。そのあとは?

2024-08-07
カテゴリ:食材について,季節の話題
注目重要
今度は『海苔』
6月11日に書いたブログです。
2024年6月5日、スルメイカの記録的な不漁が続く中、イカといえばこちらだった北海道函館市で今シーズン初めての水揚げが行われたとのニュース。去年よりも水揚げが大幅に減り、初競りの最高価格は、なんと去年の2倍以上の1キロ当たり8000円となってしまったそうです。

今日は、スルメイカの次は『海苔』と言う話題です。

さて、最近の日本の周りの海は黒潮の大蛇行やら、記録的な海水温の高さなどの状況がメディアを賑わしています。
どう考えても、海の生き物にとって生息していた場所の環境がずいぶん変わってしまって、住みにくいを通り越して住めない場所になってしまっているのじゃないか、と思うことばかりです。

先日、最近のノリの不作についての記事を見かけました。

海苔 今年も値上げ 有明回復せず 、21年度の価格の1.8倍に。
海苔が2年連続で値上げとなる。主産地の有明海で今期も不作に陥ったことが最大要因。大幅減産となった前漁期とほぼ同等の枚数しか生産できていない中、在庫が厳しくなった海苔商社が高値で応札。乾海苔共販(入札)の平均単価が前期よりも上昇し、21年度価格の1.8倍で推移した。海苔メーカー各社とも早急な価格転嫁に向けて動いている。
あまりに不作すぎて、佐賀有明が1月下旬の共販(入札)を中止。福岡有明は栄養塩があまりに少ないため冷凍網の出庫を遅らせ、1月下旬と2月上旬の2度共販(入札)を中止することを決定。この時点で2年連続の不作が決定的となった。
気候変動を前期不作の要因に認めながらも「あくまで数十年に1度の事態」として、今期の生産回復を期待する業者が多かった。2年連続の大不作が業界に与えたショックは大きい。

と書かれていました。

案の定、わか松にも一枚のご案内が取引商社様より届きました。
下記の通りです。このところ、商社様から届く文書は「値上げ」(それも大幅に)の内容がほとんど。
ところが、なかなか販売価格に反映ができないのが実情です(T_T)。

ギリギリのところまでなんとか頑張りますので、よろしくお願いいたします。


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